咀嚼機能の発達について
🍼 → 🍚
咀嚼機能の発達の目安と
離乳食の形態
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」に基づく
発達段階と離乳食の対応(全体一覧)
2 / 7| 月齢 | 離乳段階 | 咀嚼機能 | 舌の動き | 食べ物の形態 | 具体例 | 目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5〜6か月 | 初期 ゴックン期 |
口を閉じて 飲み込める |
前後運動 ⇔ |
なめらかな ペースト状 |
10倍粥のすりつぶし 裏ごし野菜 |
🥄 |
| 7〜8か月 | 中期 モグモグ期 |
舌と上あごで つぶせる |
上下運動 ⇅ |
舌でつぶせる固さ (豆腐くらい) |
全粥、刻み野菜 白身魚のほぐし |
🍲 |
| 9〜11か月 | 後期 カミカミ期 |
歯ぐきで つぶせる |
左右運動 ⇄ |
歯ぐきでつぶせる (バナナくらい) |
5倍粥〜軟飯 5mm角野菜、肉団子 |
🍌 |
| 12〜18か月 | 完了期 パクパク期 |
歯ぐきで 噛める |
自由に動く ✦ |
歯ぐきで噛める (肉団子くらい) |
軟飯〜普通ご飯 1cm角野菜、薄切り肉 |
🍚 |
月齢はあくまで目安。子どもの発達状況に応じて調整する。
離乳初期(5〜6か月頃)ゴックン期
3 / 7
飲み込みの練習期
👶 発達の目安
首がすわり支えると座れる。食べ物に興味を示す。哺乳反射が減弱。
👄 咀嚼機能
噛む動きはなく「取り込み」と「嚥下」の練習期。
👅 舌の動き
前後運動が中心(⇔)
⚠️ 進め方のポイント
1日1回1さじから/液体に近いなめらかさ/母乳・ミルクは欲しがるだけ
🥣
💧✨
なめらかなペースト状
(ヨーグルト状)
(ヨーグルト状)
具体例
10倍粥のすりつぶし
裏ごし野菜・豆腐ペースト
裏ごし野菜・豆腐ペースト
離乳中期(7〜8か月頃)モグモグ期
4 / 7
舌でつぶす練習期
👶 発達の目安
舌で食べ物を上あごに押しつけてつぶせるようになる。
👄 咀嚼機能
舌が上下に動き、モグモグと口を動かす様子が見られる。
👅 舌の動き
上下運動ができる(⇅)
⚠️ 進め方のポイント
1日2回食に/固すぎると丸のみの原因/いろいろな味や舌ざわりを経験
🍮
👅⇅
舌でつぶせる固さ
(豆腐くらい)
(豆腐くらい)
具体例
全粥・細かく刻んだ野菜
白身魚のほぐし・卵黄
白身魚のほぐし・卵黄
離乳後期(9〜11か月頃)カミカミ期
5 / 7
歯ぐきでつぶす練習期
👶 発達の目安
舌が左右に動き、食べ物を歯ぐきの上に乗せてつぶせる。
👄 咀嚼機能
左右の口角が非対称に動く。手づかみ食べが始まる。
👅 舌の動き
左右運動ができる(⇄)
⚠️ 進め方のポイント
1日3回食に/前歯でかじり取る練習/手づかみ食べを積極的に
🍌
✋🍴
歯ぐきでつぶせる固さ
(バナナくらい)
(バナナくらい)
具体例
5倍粥〜軟飯・5mm角野菜
肉団子・細切り魚
肉団子・細切り魚
離乳完了期(12〜18か月頃)パクパク期
6 / 7
自分で食べる練習期
👶 発達の目安
栄養素の大部分を母乳・ミルク以外から摂取できる。
👄 咀嚼機能
第一乳臼歯が生え始め、すりつぶしが可能に(1歳半頃)。
👅 舌の動き
自由に動かせる(✦)
⚠️ 進め方のポイント
自分で食べたい意欲を尊重/スプーン練習/家族と一緒の食事
🍚
🥄👶
歯ぐきで噛める固さ
(肉団子くらい)
(肉団子くらい)
具体例
軟飯〜普通のご飯
1cm角の野菜・薄切り肉
1cm角の野菜・薄切り肉
発達に応じた進め方の注意点
7 / 7📅
月齢はあくまで目安
子どもの発達状況(口の動き、飲み込み方、食への意欲)に応じて調整する。
🚫
固すぎる食品を早期に与えない
咀嚼が追いつかず、丸のみの癖がつく原因となる。
⏳
やわらかすぎる食品を長く続けない
咀嚼機能の発達が遅れる原因となる。
⚠️
窒息リスクの高い食品に注意
ミニトマト・ぶどう・ナッツ類・餅などは形態や年齢に配慮する。
🦷
咀嚼機能の完成
概ね3歳頃までに乳歯が生えそろい、大人と同じような咀嚼運動が可能になる。
出典:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」
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